Brief Overview of Our Research
My main research themes are the following three.
- HRI (Human-Robot Interaction) & HAI (Human-Agent Interaction)
- Communication Robots & Robot Informatics
- Ambient Intelligence System using IoT Media
My current research interests are in the areas related to human-robot interaction (HRI), human-agent interaction (HAI), robot informatics, and ambient intelligence systems using IoT media.
Specifically, we are scientifically investigating the mechanisms of intelligent systems that interact with humans. In addition to the scientific exploration, we would like to implement the robot systems, agent systems, and ambient intelligence systems used in these systems from both software and hardware perspectives.
As for academic activities, I have been involved in the establishment of the HAI comestic symposium since 2006, the establishment of the international conference HAI, and have served as the chair of the HAI steering committee from 2013 to the present. In addition, I have served as the chair of the organizing committee and the chair of the program committee for domestic and international conferences.
私の主な研究テーマは,以下の3つです.
- HRI (Human-Robot Interaction) & HAI (Human-Agent Interaction)
- コミュニケーションロボット & ロボット情報学
- IoTメディアを用いた環境知能システム
現在の研究の興味は,ヒューマンロボットインタラクション(HRI),ヒューマンエージェントインタラクション(HAI),ロボット情報学,IoTメディアを用いた環境知能システムなどに関連する分野にあります.
具体的には,人間と相互作用する知的システムの仕組みを科学的に探究するとともに,
そこで用いられるロボットシステム,エージェントシステム,環境知能システムを
ソフトウェアおよびハードウェアシステムの両面から実装していきたいと考えています.
学術活動としては,国内のHAIシンポジウムの創設に2006年から関わり,国際会議HAIの創設に関わるとともに,2013年から現在まで国際会議HAIの運営委員会議長(HAI steering committee Chair)を務めてきました.さらに,国内外の学会・会議の実行委員長,プログラム委員長などを務めてきました.
Human-Agent Interaction (HAI)
本研究では,ユーザの趣味や嗜好を理解しているエージェントが環境内
にあるさまざまなメディアや部屋自体へ移動( マイグレーション) することにより,
ユーザに対して文脈に応じた適切な情報的支援を行う,環境知能システム
(ITACOシステム)を実現することです.特に本研究では,人間の心理的特性に注目し,
慣れ親しんだエージェントが形態を変えながら常にユーザの身近な環境でサポートすることにより,
ユーザに安心感や信頼感を与えるという自然なコミュニケーション機能の実現を目指しています.
さらに,環境知能システムの重要な要素として,ユーザに認知的な負荷をかけることなく,
膨大な情報の中から文脈に応じた適切な情報を提供する状況適応的機能を実現する必要が
あります.
(研究予算:『ヒューマンエージェントインタラクションによる環境知能の実現』,
科学研究費補助金 基盤研究(B),平成22年度〜平成25年度)
Human-Robot Interaction (HRI)
本研究では,コミュニケーションロボット(Robovie)を用いて,人間の身体性や社会性,
身体模倣のメカニズムなどを調べています.これらの知見をもとに,人間とロボットの
インタラクションデザインを行っています.最終的には,人間とロボットが共生できる
社会の実現を目指しています.以下のプロジェクトでは,「ロボットとの信頼関係と
振舞い」に関する研究を行っています.
(研究予算:『人とロボットの共生による協創社会の創成』,
科学研究費補助金 新学術領域(研究領域提案型),平成21年度〜平成25年度)
左図のロボットはまだ"Everyday Robot"と呼んでいた時代の試作機ロボットです
(2000年頃?).その後,改良が加えられ,第2世代の"Robovie2"(中図)が誕生しました.
このロボットを用いて,ATRでさまざまなインタラクション実験を行いました.
現在,北大の研究室にあるのは,"Robovie R2-P"(右図)というロボットです.
今後,このロボットを用いて研究を進めていく予定です.
New Project?
現在,新しいプロジェクトの準備を進めています.これまでになかった新しい情報技術の開発,
およびこの技術を用いた環境知能システムの実現になると思います.乞うご期待!
Past Project
これまで行ってきた研究(プロジェクト)は以下のとおりです
(現在,継続している共同研究もあります).これらの研究についても,今後説明していきたいと思います.
- 空間認識装置 CyARM(Environment Recognition Device using Non-Visual Modality)
- 社会的ロボット・社会的知能(Social Robots and Social Intelligence)
- ホームコンピューティング (Kitchen of the Future)
- 言語の進化(Evolution of Languages)
- 感情の計算モデル (Computational Model of Emotion)
- その他
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